今週末は妻が息子達を連れて実家に帰っていたので、今日は自宅で昼食。
以前得意先のお客さんとカレーの話になりめちゃくちゃ美味しいとの事でもらった、ちょっと珍しいレトルトカレーです。中々の旨さでした!
『金沢和風カレー』
石川県にある「ケービーエフ株式会社」という企業が販売しているレトルトカレーで、ホームページ内の商品紹介では
鰯を使った魚料理中心の人気居酒屋「鰯組」。その鰯組監修のもと従来の金沢カレーに「鰯のいしる」を加えマイルドで風味豊かな味に仕上げました。昔ながらの金沢の味でお子様からお年寄りまでお楽しみいただけるカレーとなっています。
と記載してあります。
実際に食べてみました。
1食あたり約170gで、お茶碗大盛1杯程度のご飯の量とちょうどでした。
口に入れるとすぐにダシが香り、和風感がすごい。
ミンチ状の細かい牛肉が入っていますが、強烈な鰹・鰯の風味により魚の身が入っているかのような錯覚におちいります。
食べなれたビーフカレーやチキンカレーの味とはガラっと違いすごく新鮮で、珍しいから美味く感じるという訳ではなく、元々ダシ文化の日本人の口に合っているのか、もはや普通のレトルトカレーよりこっちの方が好みです。
もちろん白ご飯との相性も抜群。[カレー+ダシ]がここまでウマイとは。
”鰯いしる”とは
一言でいうと、「魚(鰯)で作った醤油」です。
醤油→原料:大豆 /いしお→原料:魚
味、風味の違いに関しては分かりやすくまとめている記事を見つけました。
■植物性タンパク質 VS 動物性タンパク質
醤油は植物性タンパク質を原料としているため、クセのないシャープな旨みがありますが、ボリュームやコクがたりません。
一方、魚醤は動物性タンパク質を原料としているため、甘さを伴った豊かなコクがありますが、シャープな旨みが不足しています。
おいしい味には、シャープな旨みと力強いコクの両方が必要なので、両者とも不足している味を補ってやることが大切です。
そこで、醤油ではかつおだしなどを併用して、おいしい味に仕上げています。
魚醤では昆布ダシなどを併用すると、味が整います。
また「鰹+昆布」がおいしいように「醤油+魚醤」も相性のいい組み合わせです。
一見ライバルに見える両者ですが、実は良きパートナーだったのです。
監修店:『鰯組』
石川県金沢市にある、鰯中心の魚料理店です。
店名の通り、鰯を扱ったメニューがほとんどで、コースは3000円/4000円/5000円の3種あります。
〒920-0981 金沢市片町1-7-13
TEL 076-224-1493
営業時間/午後5時~10時30分
(ラストオーダー10時)
定休日/日曜日
(ただし連休の場合は最終の休日)
残念ながら、コチラの店舗に行くことは恐らくありませんが、「金沢和風カレー」は本当にオススメです。
ちなみに1食あたり540円。割と高めです。
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関西のいわし料理専門店
また、関西の「鰯料理」専門店を調べてみると、数件ヒットしましたので行ってみたいと思います。
- パーラーイワシ(大阪市福島区) /食べログ 3.58/夜のみ
- いわし舟(大阪府堺市) /食べログ 3.59/夜のみ
- なにわ亭(大阪市北区堂島浜)/食べログ 3.07/夜・昼 営業
- いわし屋(兵庫県神戸市) /食べログ 3.50/夜のみ
まずはランチ営業をしている「なにわ亭」が行きやすいかな。
御馳走様でした!